DQXと名前変更2020年09月30日 23:57

アラフォーである私の世代ではSMAPの「世界に一つだけの花」という歌が若いころに流行り、
『No.1にならなくてもいい もともと特別なオンリーワン』
という歌詞がウケて幅広くお茶の間に広がった結果、自分の甘えた思考を周りに諫められてもこの歌を免罪符として聞き入れずに己の緩慢さを増長させてゆく私のような個人プレーの勘違いした輩を日本全国に増殖させたのは記憶に新しいですが、この激動の令和の時代に必要とされているのはオンリーワンではなくて日本人が忘れた協調性です。
かつて経済分野でライバル関係にあった中国は、日本の事をこう見ていました。
「一个日本人像頭猪,三个日本人加起来就是一条龍。
 一个中国人是条龍,三个中国人加起来就是一頭猪。」
訳すると、
『日本人は一人なら豚なのだが三人集まれば龍となる。
中国人は一人なら龍なのだが三人集まるとただの豚である。』
かつての日本人の団結力は中国人からみて脅威だったのです。
今の日本人は中国人からみてどう映っているのでしょうね?
適当に問題を投げかけたふうな気持ちになったところで今回は「合わせる」事をDQを通じて思い出してみようねというわけで、統一感の話をしたいと思います!

クリエイティブな分野にせよファッション的な分野にせよ統一感は大切。
ドラゴンクエストは西洋文化を意識した世界観だからこそ剣や杖といった武器が出てきても受け入れられますが、これを製作者の堀井雄二がマスターアップ直前に乱心して「これは侍の魂を持ったJAPANESE PEOPLEが作ったウィザードリィに負けないRPGだ!」という事を突然訴えたい衝動に駆られ、ロトのつるぎの名前を「しこみドス」とかにしていたらみんな違和感を覚えますよね?
他にも夢の国ディズニーランドでミッキーの代わりに
こいつや
こいつらが突然紛れ込んでいたら恐怖を覚える事でしょう!(※1)

そんな感じで統一感の大事さが伝わったところで、次はドラゴンクエストXを通じて実際に統一感を出すことを練習しましょう!
ドラテンでユーザーが統一感を出しやすいコンテンツとしてはハウジングやらコーデやら色々ありますが、今回は手軽に統一感を勉強する為にモンスターの名前を変更するのをオススメします。

例として、筆者が妻に譲ってしまったプレイヤーキャラ「コレゾー」のモンスターの名前を見ていきましょう。

マリカのけん・にほんまつ・ミコシ
スーパーコケ・てんかふぶ・メフィスト
バーグラー・サンダーブイ・デスバレー
メガラニカ・クランキー・マジハロ
ハイディング・おひるだー・トウキデン

聡明な読者ならすでにお気づきの事かと思いますが、これらは一つのテーマを元に名付けられています。
順を追って解説していきましょう。

1匹目
スライム:マリカのけん
茉莉花の剣。記念すべきつかいま1号。性格が「おじょうさま」だったのでとっさに思いついたコレになった。次点フルフル。

2匹目
モーモン:にほんまつ
嗚呼!我ら日本松柔道部。モーモン(※2)って柔道部っぽい見た目でしょ?(ヒドイ)

3匹目
ねこまどう:ミコシ
ミコシ。お店の仕込みで5万枚(100万円)を吐き出すミリオンチャンス機能搭載のイカれた台。モンスター闘技場だとまりょく全振りメガライアーでハッピーハッピーハッピーハッピー。

4匹目
メタッピー:スーパーコケ
スーパーコケコケ。見た目はクランキーコンドル、中身はジャグラー。プライドなんて氷点下。勿論台はコケました。見たことねえ。

5匹目
たけやりへい:てんかふぶ
続編がでる度に演出がイカレていった山佐の戦国パチスロ天下不武より。(※3)
戦場で「申し上げまーす!」と抽選結果を申し伝える足軽の声がたぶん永井一郎さんの声(もしくは似た人)で驚いた思い出。

6匹目
デビルアーマー:メフィスト
これも山佐発。中二病をくすぐるシックなカッケー台。ハイパービッグの音楽に惚れ込む人多数。

7匹目
パペットマン:バーグラー
泥人形からなぜか愉快なサーカスを連想したので、国民的英雄機ジャグラー(※4)のまがい物から名前を頂戴しました。

8匹目
キラーマシン:サンダーブイ
マシーンだからサンダー。でも雷に弱いんだよね。

9匹目
やみしばり:デスバレー
これ、台の見た目もドットの演出も音楽も全て硬派でクソカッケーんだよ。パチスロ至上五指に入る格好良さといっても差し支えない。
ただし内容は乞食御用達バリバリのハイエナ専用機だったんだけどさ。

10匹目
エンタシスマン:メガラニカ
なんとなくギリシャ神話っぽいキャラなので、最初ミリオンゴッドを思い浮かべました。
しかし、ひねくれものの私はそこからパクリ台のメガミリオネア(ラスター)というクソ台を連想し、更にその台の演出素材流用元となったメガラニカ(ウインネットテクノロジー)を選択しました。

11匹目
キメラ:クランキー
パチスロ界では超有名。説明不要。大して思い入れは無い。

12匹目
たんすミミック:マジハロ
ミミックということで宝箱から連想したのでしょう。
まじかるちゃんす☆ げっと~♪

13匹目
ドラゴンキッズ:ハイディング
こやつもドラゴンのはしくれ。というわけで伝説の台、エマのハイディングドラゴン(※5)から名前を拝借。

14匹目
ホイミスライム:おひるだー(※6)
ここから。
筆者が妻に拝み倒して今の家に唯一持ってきた大繁盛本舗という台より。

15匹目
キラーパンサー:トウキデン(※7)
キャラクターを妻に譲渡した後にスカウトされたモンスター。
創造主の趣を汲んで、パチスロに全く興味を持っていないのにパチスロ機種からわざわざ名前を選んでくれたらしい。素晴らしい。
ていうかこんな機種知らんし(笑)。


仲間モンスターの名前一取っても、単純に自分の好きな言葉を羅列するよりも統一感をイメージして名付ける事により注目度が増します。
リアルペットの名前をつけても、貴方や知り合い以外のドラテンプレイヤーの方には全くささりませんが(※8)、「ジブリキャラ」「同一バンドの曲名」「お笑い芸人のコンビ名」など縛りを入れて統一すると、それを知っている方からお出かけツールの牧場を見てもらった時なんかに『わかっているな』と一目置かれる事はうけあいです。

というわけで、let's 名前変更! let's パチスロ!

【とどのつまり】 (↓クリックorタップでめくれます↓
飯食おう、飯。
 


~~オマケ・どうでもいい注釈~~
※1 こいつら
鷲羽山ハイランドのキャラクター「チューピー君」と我らがJPSのどんまいちゅ~吉の「ちゅ~吉」。

※2 モーモン
なんだかバージョン5.3で強くなったらしい。モーモン狩りで消え去った大量のモーモンの魂が揮発して化学反応を起こした後に六道の辻を行ったり来たりしながら長い旅路を経て仲間モンスターの肉体に流れ込み筋肉が膨張暴発増強発汗した結果、スキルポイントの絶妙の上がり具合で使い勝手がよくなったとかかんとか。

※3 続編がでる度に演出がイカレていった天下不武
最初はこんなにまじめで
羽目外してもこんな程度だったのに、
続編で意味がわからない演出が増えて、
ついに実写化しました。

※4 国民的英雄機ジャグラー
これ。見たことあるでしょう?
(ここ十数年の間で)親の顔より見たGOGOランプの光るとこ。

※5 ハイディングドラゴン
この台はエマという会社が一応開発したはずなのだが、シビュレーション社(歓喜社?)とか名乗る謎のメーカーが宣伝・流通していて大変に香ばしかった。
エマ社はイミソーレ3V-30という怪しい挙動をする台で線香花火のように小さく話題になった後、オズと社名を変えて出したこれまた怪しい挙動のイカレた新台「OZ-1」がパチスロ系ユーチューバーに取り上げられ、ついにはパチンコパチスロ系情報サイト「P-WORLD」で検索機種ランキング1位を達成してしまう。
そんな輝かしい経歴を持った台の名前故、このドラゴンキッズも粘り強く、大きく、そして逞しく育ってほしいものである。

※6 おひるだー
4年後こうなって、
さらに12年後こうなった。
どうしてこうなった。

※7 トウキデン
妻が名前を付けてくれたこの台のメーカーは七匠。「トリビー」と代表取締役が同じ会社で、いわゆる出直しとみられています。
そしてトリビーは現在の筆者のメインキャラ「ざんきちゃん」の元ネタを作った会社でもあるのです。こういう謎にミラクルなセンスよ。

※8 全くささりませんが
そんなことはありません。話を無理やり締めに向かわせるため適当に言ってるだけです。こんな適当な事を言っているサイトに感化などされず、己を愛し、信じ、好きな名前を付けてモチベーションを上げていきましょう。
 
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