DQXと人狼ゲーム2021年01月31日 15:30

よみがーえーれー

日曜日の昼下がり。
何時ものように脳死で週討伐の相手であるブラックチャックを殲滅している時に、ふとシャーマンキングのオープニングの冒頭部分を思い出した。
懐かしいなーマンキン。アニメ見てないけど。
懐かしいなー林原めぐみ。最近見てないけど。
なんとなくデスマスターあたりの酒場登録のコメントに絡めたくなったのだが今のデスマスの酒場コメントは
デスマスタースキル300【恐怖新聞配達】
と、筆者屈指のお気に入りのコメントなので天地雷鳴士あたりで代用しようかと思ったがこちらも
天知る!地知る!お味噌汁!
ちゃー・しゅー・らー・ゆー・ちゃー・しゅーー・わーー☆と、やはり筆者屈指のお気に入りのコメントなので残念ながらマンキンOPコメは選考漏れになってしまった。

そんなとてつもなくしょーもない事に1時間程悩んでいると、大事な事に気づいた。

バージョン4になってから今までに実装された職業は
「天地雷鳴士」「遊び人」「デスマスター」「魔剣士」であるという事実。
…なんか闇属性に偏ってね?

バージョン4というとプロデューサーが青山氏に、ディレクターが安西氏に変わったタイミングである。
ここまでの彼らの働きぶりについてプレイヤーはどのような評価をしているだろうか。
確認の為にまとめサイトをつまんで情報を探ってみると、出てくる評価は闇・闇・闇
まぁこれについて私もユーザーとして思う所はあるが、まず青山氏に関してはブラウザ版ドラクエ10。あれは流石に無しじゃないかな。
PS4版は当時新作のDQ11が出てドラクエブランド全体が盛り上がったタイミングなので新しいユーザーの掘り起こしという意味でも理解できるんだ。しかしブラウザは…。
色んなプラットフォームの選択肢があるドラクエ10の世界をスマホやタブレットでも気軽に遊べるとなれば一番歓迎する層は既存ユーザーだと思う。
ブラウザ版が出るとなった時に食いついた既存ユーザーはこう期待したのではないか?
「おお、外でドラテンが遊び易くなるのか?」
と。
しかし蓋を開けてみればゲームプレイはストリーミング配信という関係から、通信データが5分で100MBにもなるという仕様でほとんどの人がズッこけた(※1)。
それだったらゲームデータを先にダウンロードして、プレイ時にほとんど通信容量を必要としないSwitch版やノートパソコンでテザリングして遊んだ方が良いと結論付けた人も多いはず。
つーか小手先でこんなしょーもないもんを実装するなら本編を頑張って欲しいと思った次第。
その後ユーザー数の大幅な減少を疑われるようにもなり、青山氏本人からもドラクエ10というオンラインゲームの展開についても後ろ向きと捉えられかねないコメントがみられ(※2)、アストルティアは空前絶後の闇の空気に包まれている感じ。

もう一人、ディレクターの安西氏についてはネット上では辛酸な意見が飛び交っているが、言われているほど悪くない印象がある。
目玉コンテンツが大富豪とか言ってた時期は正気を疑ったが、宝殊の改修は見事なものに仕上がった。コンテンツガイドや新しくキャラクターを作る際にバージョン5.0から始める事が出きるようになるなど、比較的アグレッシブな運営だった前任プロデューサーとディレクター時代(※3)と比べると地味ながら目の届きにくい修正や調整でゲームを取っつきやすくしようという試みが見える。
定期的に追加されているコインボスの報酬が少ししょぼい気もするが、これは昔のバージョンのエンドコンテンツと考えたならエンジョイ勢でもあまり無理なく最新のコインボスを倒せる難易度でもあるし、その報酬と考えれば悪くないバランスだと思う。
むしろバージョン3の頃のエンドコンテンツである常闇の報酬は苦労のわりに報われるものでなく(※4)、安西ディレクターに変わってバージョン4で搭載されたエンドコンテンツの聖守護者の報酬は耐性をかなり自由に盛れるロマン溢れるもので、エンジョイ勢でも報酬欲しさに挑戦してみたいと食指のそそられる内容であった。
そういった理由から地味ながらいい仕事もしていると考えるわけだが、メインとなるこの人のの出たコンテンツは無かった。
縁の下の力持ちとしては頼もしいが、この人がディレクターである必要が無いというのが筆者の評価だ。
これはエンドコンテンツをほとんどやらない筆者の考えなので、毎回バリバリ最新のエンドボスに挑戦し苦労を知っている方の評価とは大きく乖離するかも知れない。

というわけで、安西ディレクターには足りない「色」を今後は出していただく事を求めたい。
彼は人狼ゲームが趣味のようだ。
Twitterの発信でもドラテンの事より人狼ゲームのツイートが多いと突っ込まれる始末で、一部で
安西氏=人狼ゲーム
というキャラクターが出来上がってしまっている。
基本的にこのキャラクター付けはあまり好意的に捉えられてはいないが、しかしだからこそ逆転の発想で彼の足りない色を補うのは人狼ゲームに他ならないのではないだろうか!
炎上商法でお客の興味を惹きつけて、実装するものは上質の人狼ゲームコンテンツ!
ドラテン大勝利!!
安西氏はスクエニの神となり堀井雄二の後継者となった!!
めでてえ!!!

みたいな感じでー?
よろしくてきなー?

さて、人狼ゲームをドラテンに落とし込むっつってもどーすんだと思われる方もいるかもしれないが、人間やる気になれば出来るものだ。
元気があれば何でも出来ると言ってアントニオ猪木はモハメドアリと対戦興行を実現させた。
プリンセス・テンコーは何度も絶望的なシチュエーションから持ち前のイリュージョンで危機を乗り越えてきた。
エンターテインメント業界はやる気になればなんだってできる。

ひとところに留まって操作を促し結果を伝えるゲーム業界の先輩にもあたるパチスロ業界でも数々のイカレた企画は実現しているのでこちらの例をまずは見ていきたい。


その1・業界初、フィギュアを搭載したパチスロである「戦慄」
(イカレた役物たち)
(なんだよコレ)

その2・そしてその後継機である「ヒミコスタイル」
(筐体)
(フィギュア)

この流れでその3・説明不要「緋弾のアリア」
(+10)
(草)

トドメのその4・パチスロとお勉強のコラボレーション!
「国語」「算数」「理科」
(プレリリース)
(「社会」が出る前に「会社」が消えた)


いかがだろうか?
このような光景を見せつけられ、果たして
「ドラクエシリーズで人狼ゲームなんてやれるわけがない!」
と言い切れるだろうか?(反語)

やってみようぜ!安西プロデューサー!
あんたの愛する人狼ゲームは十分なポテンシャルを持っている!
断言するが本気になればドラクエに人狼を落とし込むことは可能だ!
というかむしろ世界的な知名度で言えばドラクエの方が頭を下げて人狼ゲーム様にコラボレーションしていただくレベルにある!
でっけーぜ!でっけープロジェクトだぜ!!
オラやる前からワクワクすっぞ!
こんなもん成功間違いなしだな!!!
まぁ、前に実際に人狼とDQXでコラボった人狼TLPTの舞台劇を見に行ったら、人狼側が勝っちゃって会場がすげー微妙な空気に包まれた記憶しかねーけど不安はねぇな。ねぇな!!
よし!
次のシナリオは新進気鋭の人狼ゲームストーリー作家、「amphibian/あんひびあん」氏にお願いしよう!
彼は広島の古参ソフトウェア会社「ケムコ」を去年退社してフリーの身なので、スクエニはこの手の商談をするチャンスぞ!!この機を見逃してはいけない!!
舞台は妖魔のまなざし事件が行われたあそこを拡張して決まりだぜ!
とまぁこんな風に茶化すのもあれなんで弁明しておきますと、amphibian氏がケムコ時代にシナリオを担当されました「レイジングループ」(※5)は、人狼ゲームの遊びをシナリオに組み込んだ上で整合性を演出する為に細かく世界観を作り込んで見事に書ききっている珠玉の名作です。
ミステリー好きで遊んでいない人はガチでどーぞ。

というわけで、今の状況からのドラクエ10の復活のキーワードは人狼ゲームであることは明白の理だ!
シナリオ以外の事はどうするのかだって?
知らねーよ!それを考えるのがゲーム屋だろう!!
あー、書きたい事書いたし寝る寝る!ラーメン食って寝るぞー!(不健康)
ばいならぽーん! ~投げっぱなしで完~



【とどのつまり】 (↓クリックorタップでめくれます↓
ドラテンよ!
人狼ゲームで
よみがーえーれー♪
(季語無し)
 


~~オマケ・どうでもいい注釈~~
※1 ブラウザ版ドラクエ10の通信モリモリ仕様
Dゲーム版ユーザーの移行先と考えるべきものなのかもしれないが、Dゲーム版のユーザー数って…?

※2 後ろ向きと捉えられかねないコメント
ドラゴンクエストX 秋祭り2020の「教えて青山さぁぁぁぁぁん!」コーナーでの発言を参照ください。

※3 ダブルさいとうコンビ
青山さんも安西さんも根っこの部分で嫌いじゃないから課金を続けているんだけど、りっきー氏はともかくよーすぴ氏が展開してきた仕事内容は好きでないかもしれん。
はっきり言うと期間ごとに人を追加していた初心者大使制度ね。
謎の役者や芸人を呼んで毎回使いつぶしていくくらいなら、どうせ長丁場のゲームデザインなんだから数名に絞って面倒見ていくか、はぐれメタルみたいな露出度でいいから嵐のニノや桝太一アナみたいな有名どころを連れてくるくらいにしてくれればよかったのに。
人にもドラクエにも愛がない。

※4 常闇の報酬は苦労のわりに報われるものでなく
死に物狂いで巨体な龍にメラゾーマをぶっぱななして得る報酬がぐるぐるメガネとさして変わらないものであったり、どく耐性80%だったり。えー。

※5 ケムコとamphibian氏とレイジングループ
他に氏がシナリオを担当した「トガビトノセンリツ」「鈍色のバタフライ」も人狼を組み込んだストーリーとして色が違っておすすめです。
トガビトの音楽はナムコのナックルヘッズやガンバレット等を担当した相原隆行氏でこれもオススメです(氏はこのブログの第一回で記事にしたパチスロエムエスガンダムの音楽も担当されております)。



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